國久 真有 インタビュー

弁天町ステーションアート第4弾アーティストの國久真有。身体を軸にして円弧を描く「WIT-WIT」シリーズなどを展開し、近年は公開制作にも力を入れている。今回はアトリエに赴き、インテリアやファッションを学んで絵画に至った経緯や絵を描くことへの想いを聞いた。


Q. いつも何と名乗っていますか?

自分の中では『画人』と言っているんですよ。友達に詩人がいて、詩人と画人って。だけど、わからないじゃないですか。

Q. 作業はスムーズに進みましたか。

映像制作について何も分からない状態でスタートしましたが、やり始めると想像以上にすんなりできてしまいました。去年の年末にお話をいただいて、年明けには思ったものを作ることができたので嬉しかったです。
使ったのは「DaVinci Resolve」というフリーソフトです。iPadの無料版は使える機能が限定されていて、アナログフィルムを切り貼りするように全て人力でカットし、間にエフェクトを挟んで作っていきました。手間はかかりましたが、積み重ねて作っていくところが絵を描く作業と似ているように感じました。制限があるほうがかえってやりやすかったのかもしれません。

 

Q. 素敵な響きですが、確かに聞きなれない言葉ではありますね。

だから、公の場で肩書きどうしますかと聞かれたときは、「なんて言ったら分かりやすいですか?」と相談します。画家か美術家かどちらかを書くことが多いですが、意味合いや気持ちの中では画家ですね。まあ、英語にしたらどれも『Artist』なんですけど。

 

アトリエで撮影された國久真有(撮影:井川茉代)

Q. 幼い頃から、絵に興味はありましたか?

疑問に思うことが多かったような気がするんですよね。なんで緑の葉っぱなんだろうみたいな。そういう科学っぽいことや生きていることへの疑問を考える方が多かったかもしれません。



Q. 初めから絵画をされていたのではないのですね。

絵描きになるとは思わなかったです(笑)。

 

Q. 絵に行きつくまでのことを教えてください。

人生の最初の選択に高校がありました。普通科に行きたくないという思いから大阪市立工芸高等学校インテリアデザイン科を選び、インテリアや建築の空間について勉強しました。 ここで学んだのは、平面から立体を考える、そして敷地や街を考えるということです。  高校卒業後は服を勉強したいと思い、ロンドンへ。ファッションでは、例えば赤い服の人がポツンといるだけで、景色や空間、街自体が変わるということを学びました。  でもペインティング(=絵画)は、もっといろんな次元を作れるなと気づいたんです。奥行感も昔の人が遠近法を生み出したように、イメージの中での空間のようなものがあるとすると、平面にはどんな空間でも入れることができる。メディウム(媒体)的なものはシンプルになっていくけれど、空間を作ることに関してはすごく広がっていっていると感じ、腑に落ちました。自分の中では絵画が一番自由だと思っています。絵画以外の立体や写真などは「ドローイング」として置いておこうと考えています。 

 

Q. ロンドンではどんな収穫がありましたか。

その頃好きだったのがマーク・イーリーさんと岸本若子さんの二人のデザイナーが一緒にやっているイーリーキシモトというブランドでした。お二人はセントマーティンの先生と生徒だった関係からパートナーとして仕事をしていて、岸本さんが教えているセントマーティンに進むことを選びました。  イギリスではファッションを学ぶ前に基礎コースを履修します。そこでファインアートと出会ってしまいました。ドローイングから始めるのですが、鉛筆を削るところから始まる日本のデッサンとは違い、イギリスでは何でも使っていいよという感じなんです。デッサンにも何種類か授業があり、ファッションドローイングでは鉛筆・白黒は一切使わず、ペンで描きます。そこで、「日本だけじゃないんだな」という感覚が芽生えました。

Q. 世界は広い、ということでしょうか。

いろんな国の人がいるし、年齢も様々でした。そして、「自分が思うことをしないといけない!」と感じました。隣の人がやっているから安心ではないのだと。そのことで私は楽になりました。日本では人と一緒じゃないといけないし、比べられることが多かった。でも、イギリスではそれぞれで良いんだと自由を感じ、学校でも評価が良かったんです。自信がつきました。



Q. 興味はデザインからファインアート(純粋芸術)へ。帰国されて、今度は神戸の大学に進まれました。最初は立体を作っていらっしゃったのですね。

母が同じ学校法人で働いているため授業料が半額になるからと神戸芸術工科大学を勧められ、アトリエ代わりに行こうかという感じで造形表現学科に入りました。
私はそれまで絵画に対して「一人で家でやってたらいいやん」と思っていたタイプでした。生活に一番必要のないものは絵画だと思っていたぐらいです。


Q. どのような心境の変化があったのでしょうか。

大学では絵画の授業があり、絵を描かないといけなくなりました。でも、何を描けばいいかわからない。だから、絵の具をずらっと並べて、「子供の絵っていいって言うよね」という感じでバーって描いていきました。

そうすると、めちゃくちゃアドレナリンが出たんです。初めての経験でした。この気持ちよさ、この感覚は何だろう!と。「ああ、大学生活の間ぐらい、こういう感覚を追ってみるのもいいかもしれない」と思いました。  大学で絵画の授業を担当されていたC.A.P.(芸術と計画会議)の代表・杉山知子先生が、何でもやりなさいと見守ってくれて、ほかのみんながキャンバスに描いている中、私は裏庭でずっと石に絵を描いていました。大きいベニヤ板を二十八枚ぐらい並べて描いたりもしましたね。体力の続く限りずっと描いていました。

大学に入るまで学んでいた設計やデザインは、外枠や範囲を決める建ぺい率等のルール、雰囲気などの目標に向かってどういう形を作っていくかというものでした。  でも、石に描くときは最初から何個作ろうとは思わない。限界が来たらやめるという状態でした。全部が感覚任せです。何かを作ってからやっと客観的に見ることができて、これ何なんだろう?となるんです。

「ずっと絵を描いていきたい」と思い始めた頃、中島麦さんのブログを読みだしました。プロの絵描きとしてやっていく上でどんな活動をしてるか、収入等というよりも、オープンアトリエや公開ペインティング、ファッションブランドとのコラボなどいわゆる社会とのつながりについて学びました。

でもまだその頃は、今のような線の絵を描いていなくて、まず作品=強いものがないといけないと思いました。

Q. 最初から抽象画を描いていたのですか。

描くということに気持ちよさがあったので、何か描きたい。でも何を描いていいかわからない状態でした。絵の具をぶちまけたような絵や、丸を沢山描いていました。その時に気になったもの、例えば大学のアトリエの周りにあったパイプを描いたりしていました。その頃からイラストのような抽象化された絵ではありましたね。   ひたすらチューリップを描いてる時代もありました。なぜか描きたいと思い、後輩からもらったキャンバスや、スケッチブックにもずっとチューリップ描いていました。アウトサイダーアートみたいと言われています。気持ちいいんですよね、手癖みたいな感じです。落書きじゃないけれど、それがもう止まらないっていう感じで。


チューリップ作品展示風景
SEASIDE STUDIO CASOでの個展風景 画像提供:SEASIDE STUDIO CASO 2015年

Q. 描かずにはいられないというエネルギーを感じます。 

でも、どこかで見たことのある絵だなと思っていました。
兵庫県の大学だったので元永定正さんなど具体美術の作家の話を聞く機会が多くあり、私は堀尾貞治さんに注目していました。年間100回も展示をしている変なおじいさんがいる。なぜこの人は、仕事をしながらずっと続けているのだろうと思い、堀尾さんのインタビュー記事を読んだところ、空気を描くということに対して自分には哲学があると書いてありました。それは本当にごく個人的な思いで、事故にあったか何かで息ができなくなって、空気がすごく重要だと感じたという話です。そこで、自分の哲学を作るにあたってはそれでいいんだ、自分にもそういう哲学があれば誰に何を言われても、たとえどんな職業に就こうとも自分のアートは続いていくのだろう、と。だから、それが出てくるまでやろうと思いました。



Q. 國久さんにとっての哲学が“出てくる”まで、どんなことをされたのでしょうか。

見たことのない絵を描くのが一番いいかもしれないと思いました。考えて描くと、今まで好きで見てきたホックニーなど、誰かからの影響があって、自分の絵じゃないと感じていたんです。じゃあどうしたらいいかと考えた時に、世界に私は一人しかいないから、本当に自分の絵を描けば世界にひとつしかない絵ができるはずだから、何も考えないで描こうというのが今の線で弧を描く作品の始まりです。

線の作品に辿りつく直前、ジェリービーンズのような丸いオブジェを描くことから離れられなくなった時期がありました。修士課程の時です。なぜなのか自分でもわからなかったのですが、ある時、ネットで見た写真のサハラ砂漠の影が、そのジェリービーンズに似ていたんです。これは見に行くしかない。ジェリービーンズが意味するものを知りたいと思い、砂漠へ行って絵を描きました。

――サハラ砂漠で絵を?  

はい。クレヨンと大きなスケッチブックを持って行き、砂漠で絵を描きました。一番大きな砂丘の向かいにあるホテルに2週間ほど滞在し、毎日朝日が昇ったら砂漠に出かけていって絵を描くんです。答えを出すには、そうするしかないと思いました。

また、博士課程に入る前にゼロになろうと思い、ゼロを発見した国・インドに行きました。「これがわからん」「あれが足りひん」と言って調べたり、いろんなことをやりすぎて、訳が分からなくなってしまったんです。だから、一旦全部忘れてそれでも残るものからもう一回始めようという気持ちでした。インドでは、現地の人に導かれてヨガに出会いました。結局そんなことでゼロにはならないのですが、手探りでわかるものから、作りたいと思うものから作っていって、だんだん形が身体から抜けていって、今のような線の絵ができていきました。

 


WIT-WITシリーズ制作 風景
神戸の大学のアトリエにて 2014年

Q. 自分の哲学が出てきたのですね。

石に絵を描いている時から、いわゆる「絵画」を作りたいと思っていました。自分が思う「絵画」がどんなものか言葉にすると、美しいとか怖いとかゾワゾワするといった感じ。バーネット・ニューマンや杉本博、ジェームス・タレルといった自分が好きな作家のインスタレーションを見るとどういう気持ちになるかと考えてみると、包まれるような、遠くの世界に誘ってくれるような感じです。自分の絵を見た時に、そういう感覚になったら「あ、絵画ができた」って思うだろうと考えました。 そして、この線の作品を描いた時にそういう感覚になったんです。だから、この作品で無理だったら私には「絵画」は作れないかもしれないと思いました。

 


WIT-WITシリーズ制作 風景
神戸の大学のアトリエにて 2014年

Q. 線の作品は一見無機質にも見えますが、作品の前に立つと温かさも感じます。

『そらしめ』では、線がクロスするところに錯視効果が発生して、描いていないのに、もわっとしたものが見えてきます。これが、見えないものを見る方法というか、そらし目と一致するなぁと思いました。こんな風に、考えと作り方が結びつくものが作れたらいいなと思っています。



Q. 大学を出られてからは、賞レースへの出品を積極的に行われました。

2017年に『KOBE ART MARCHE』で田村美穂子さんの創治朗(創治朗 -Contemporary Art Gallery-)賞をもらいました。創治朗は伊丹にギャラリーを作ったばかりで、一緒に成長しようという雰囲気の時でした。



Q. 続いて『UNKNOWN ASIA』にも出展されました。

大きい絵を展示したいという願望がありました。私にはブース展示は向いていないと思いましたが、ギャラリーの人と繋がりを持つことができれば、プロとして大きな絵が展示できるかもしれない。出すしかないと思い、私にとって出展料は安くはありませんでしたが、奥行き90センチの半ブースを借りて出展しました。


Q. お金の工面も重要ですね。

マイナスにならないようにしないと活動が続けられません。展示して買ってもらって、プラスマイナスゼロにしたいっていう思いがありました。結果、審査員松尾良一(TEZUKAYAMA GALLERY)賞をもらって、なんとか回収できました。


Q. 『UNKNOWN ASIA』では審査員賞の副賞として、アーティストへのサポートがあります。

松尾さんに、「何がしたいんや」と問われ、「でかいのを展示したい」とお願いしました(笑)。個展を企画してもらい、そこで一番大きい作品が売れました。そのお金で『岡本太郎現代芸術賞』に出品することになりました。バイトを二ヶ月休んでもいけるかなという計算でした。


実は太郎賞には過去に平面部門で出品していました。賞レースには、傾向と対策が必要です。400~500人の応募の中で自分の特徴を最大限に生かし、目立つインスタレーションの計画を出さなければと賞をもらえないと考え、今度は立体部門にして公開制作をすることにしました。 ブースの大きさ的にインスタレーションも綺麗にできそうだということで、三方の壁の上部に作品を飾って、その下で二ヶ月通って制作することにしました。



第22回岡本太郎現代芸術賞展での公開制作風景
川崎市岡本太郎美術館にて
画像提供:川崎市岡本太郎美術館 2019年

Q. 太郎賞が公開制作の始まりだったのですね。そして、見事特別賞を受賞されました。

第三位の特別賞で賞金もいただけました。そうやってお金が一応マイナスにならずに続けられていて、ラッキーだと思っています。


Q. 作品の販売と賞レースの出品を両立できる作家さんは多くないと聞きます。

すごく考えました。自分の好きなことで食べていくって簡単に言うけれど、現実問題大変です。学生の時は夢を抱き、絵を描いているこの時間が続けばいいなと思うけれど、社会に出てみると、いろんなことを考えてやっていかなければいけません。日本には楽しいものがたくさんあり、絵画もエンタメのひとつになるわけですよね。だから、仮に自分の想いとは違っていたとしても、公開制作をしたり、コンパスさんって呼ばれても、それでいいよという気持ちでないと続けるのは難しいなと思っています。

奈良美智さんや村上隆さんなどもそうですが、企業との大きなプロジェクトを手掛ける一方で、自分の好きなこと、やりたいこともやる。そのバランスですよね。アルバイトをするのがいいか、企業と頑張って一緒にやるのがいいのか。それを天秤にかけて、どちらを選ぶかということだと思います。

私の一番の軸は「自分が見たい」ということ。自分がこの絵が白い壁に展示された状態を見たいと思ったら、それを実現するためにどうしたらいいかを考える。受賞すれば自分が見たい景色が見られるのであれば、挑戦する。そう考えると、嫌なことにも耐えられるし活動が充実するのではないでしょうか。


第22回岡本太郎現代芸術賞展での公開制作風景
川崎市岡本太郎美術館にて
画像提供:川崎市岡本太郎美術館 2019年

Q. 太郎賞の後、公開制作が増えましたね。

最初の頃は、恥ずかしくてお客さんの見えないところに逃げたりしていました(笑)。

元々、公開制作をこんなに続けるつもりではなかったんです。本当は一人で描くほうがいいのですが(笑)、太郎賞の展示を見た六甲ミーツ・アートのディレクターの高見澤清隆さんに『六甲ミーツ・アート芸術散歩2019』で公開制作しないかと声をかけていただきました。 

六甲では、一般のお客さんやインフルエンサーさんが大勢見てくれて、SNSに投稿し感想も書いてくれました。子どもさんが「陣取りゲームみたい」と言ったり、真ん中の筆の届かない白い部分を「神の領域」と言う人が出てきたり、「ダンスしているみたい」とか「見ていて気持ちいい」とか。そういう風に見られているんだ、と。その場では直接喋らなくてもSNS上でコミュニケーションを取るのはいいなと思いました。

私の絵に対して、私はこう思っているけど、違う受け取り方をする人がいる。それをOKとするということ、こちらの想いが全部が伝わることが全てではないということを学びました。


WIT-WITシリーズ制作風景
大阪のアトリエにて 2024年

Q. 今、絵を描くのは楽しいですか?

楽しいです。
それまでの作品は何かしらの引っ掛かりがあったのですが、今の描き方はウィーンと呼吸するみたいに描けるから気持ちよくて。

ロンドンにいる時代から自由やスムーズに動くというのはどういうことなのか考えていました。例えば信号があるからみんなうまく動けるように、今の描き方にはルールというかシステムがあります。わたしが身長160㎝ぐらいで、腕を広げて描く円の直径が180㎝ぐらい。そこからキャンバスのサイズを変えていくとどんな絵ができるかということからスタートし、最終的に四方からきれいに円が入るということで、2m×3mが完成のサイズとなりました。それを基準にして3m×3mにしてみようとか、細長いキャンバスに描いてみようといった風にアレンジしています。


Q. キャンバスのサイズが変わると、見え方が変わってきますよね。

今年の高松市美術館「高松コンテンポラリーアート・アニュアル高松」での制作をきっかけに、大きい絵にはまっています。横10mの絵を青系の海の色で何枚か作り、その絵に囲まれるような展示がしたいんです。

私の絵にはモチーフがなさそうである場合があります。10mの長方形のキャンバスに描く場合、真ん中に細長く白い空白ができます。水墨画の余白が何かを表しているように、その細長い部分が水平線にも見えるし、砂浜にも見える。海のモチーフを描くのにちょうどいいサイズだなと思っています。


高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく展にて公開制作風景
高松市美術館にて
画像提供:高松市美術館 撮影者:田中美句都 2025年

Q. 駅のホームでの展示について、思うことはありますか。

公開制作の映像は人が動いている様子が映っているので、普段絵に触れる機会がない方にも興味を持ってもらいやすいのではないかと思います。恥ずかしいですけどね。(笑)。

太郎賞に出品しなければ公開制作のパフォーマンスをしなかったですし、高松市美術館の広いスペースで展示する機会がなければ10mの絵を描かなかった。そんな風に、与えられたことで何かを発見し、それを受け入れながらここまでやってきました。だから、今回の弁天町でもきっと新しい発見があるのではないかと期待しています。


國久 真有 Mayu Kunihisa

関西を拠点として国内外で個展、グループ展に多数参加。大阪・ロンドン・神戸で学んだインテリアデザイン・建築・ファッション・ファインアート・インスタレーション・芸術工学という多彩なバックグラウンドから身体と物質、自然工学との関係性を深く考察し、近年は人体を軸に腕のストロークと遠心力を利用して描く絵画「WIT-WITシリーズ」を制作。自身の身長と同じ長さの円を画面に現し、その積層はキャンバスと作者の間を取り払うかの様にし、四角い画面は絵空間を出現させていく。

[個展]
2025年12月 『Yogibo the ART』 Yogibo Store 御堂筋本町店  大阪
2024年11月 「BREATH」  SMP GALLERY 東京
2024年2月 令和4年度咲くやこの花賞美術部門受賞記念展示「PLATEAU -儚さと無我を愛する、ぐるぐる-」  クリエイティブセンター大阪 大阪
2023年11月 「UNTITLED」  SMP GALLERY 東京
2023年9月 「Mayu Kunihisa Painting」  MI GALLERY 大阪
2023年7月 「A circle contained in the body」  Gallery CONTAINER 福岡
2022年6月 「THE BUTTERFLY DREAM 」  SOKYO ATSUMI 東京
2022年4月 「Mayu Kunihisa」  Tong-In Gallery ソウル 
2022年4月 第24回企画展 アートの扉IV「國久真有―絵画を生きる」展―現代絵画・線と光をめぐる身体の冒険―
 西脇市岡之山美術館 兵庫
2022年3月 「BUTTERFLY EFFECT」  ⾋居アネックス 京都
2021年5月 「HEART CARDIOGRAM」  羅針盤ギャラリー 東京  
2021年4月 「YES, MY OXYGEN」 MI GALLERY 大阪
2021年3月 「AUTOLYSIS」  MEDEL GALLERY SHU 東京
2020年8月 「RAW SUBSTRATUM」 神戸北野美術館 兵庫
2018年10月 「LIGHT LESSON」 GALLERY CLEF 岐阜
2018年7月 「BEAT PER MINUTE」 TEZUKAYAMA GALLERY 大阪
2018年5月 「IF ANYWHERE」 創治朗 -Contemporary Art Gallery- 兵庫
2018年3月 「wit-wit small selection collection spring 2018」 KOBE STUDIO Y3 ♯405 兵庫
2017年6月 「wit-wit small selection collection 2017」 6丁目の花野 兵庫
2017年5月 「Hello! KUNIHISA」 KOBE STUDIO Y3 兵庫
2012年2月 「1day cafe presentation by kunihisamayu」 神戸天昇堂 兵庫
2010年3月 「うみううさかな」 海岸通りギャラリーCASO 大阪
2010年2月 「うみさかなさか」 アートスペースかおる 兵庫
2010年2月 「うみさかな」 CAP STUDIO Y3 兵庫
2009年4月 「ダンボール、きりん、フラミンゴ」 神戸芸術工科大学ギャラリーエスパースKDU 兵庫
2008年4月 「接吻唇展」 神戸芸術工科大学ギャラリーエスパースKDU 兵庫
2008年1月 パフォーマンス展覧会「とべないとり in NY」 コニーアイランド ニューヨーク
2007年12月 パフォーマンス展覧会「とべないとり in NY」 セントラルパーク ニューヨーク
2007年12月 「とべないとりは何処へゆく」 bar hot brothers放出 大阪
2007年6月 「2468ニーシーローハー展」 神戸芸術工科大学野外と造形表現学科ギャラリー 兵庫
2006年2月 「22.2.22展」 bar JP放出 大阪  

[グループ展]
2025年2月 カイロスとクロノスの狭間 The Terminal KYOTO 京都
2025年1月 高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく 高松市美術館 香川
2024年11月 KITANO ART WALK "Liaison” 神戸北野美術館 兵庫
2024年7月 川崎市市制100周年記念展「芸術は、自由の実験室─夏のアートキャンプ」 川崎市岡本太郎美術館 神奈川
2024年6月 MOVEMENT vol.2 Artglorieux GALLERY OF TOKYO 東京
2023年10月 「DUO SHOW in Paris」  Le Bureau de Représentation du département du Hyogo en Europe パリ
2023年9月 「SMP GALLARY-Month of Renewal Open Exhibition:made in mind」  SMP GALLARY 東京
2023年8月 PARCO Wall Gallery 第10弾 心斎橋PARCO 大阪
2023年6月 MOVEMENT vol.1 Artglorieux GALLERY OF TOKYO 東京
2023年4月 あいまいな あわいの まにまに はじまりの美術館 福島
2023年3月 Collectors’ Collective vol.7 Osaka TEZUKAYAMA GALLERY Viewing Room 大阪
2022年12月 FREE-FORMS AIFA gallery  スイス・ヴェルビエ
2022年10月 ART-WALL OPENING SPECIAL EXHIBITION 西神中央ホール  兵庫
2022年9月 Any Kobe with Arts 2022 日比谷花壇  兵庫
2022年7月 千島土地コレクション『TIDE – 潮流が形になるとき – 』 kagoo おおさか創造千島財団 大阪
2022年6月 ARTGOESON Session 3  シーサイドスタジオCASO 大阪
2021年10月 神戸マイクロキャンバスプロジェクト展示販売会 2021 In 六甲ミーツ・アート芸術散歩  六甲山上駅 兵庫
2021年10月 @アート神戸 Premium 神戸芸術センター グランドサロン 兵庫
2021年9月 Any Kobe with Arts 2021  FLORE  Artist Gallery  兵庫
2021年9月 六甲ミーツ・アート芸術散歩2021(CAPのメンバーとして) 旧スカイヴィラ迎賓館 兵庫
2021年6月 第49回現代芸術国際AU展 兵庫県立美術館 兵庫
2021年1月 「絵画祭り」 神戸元町歩歩琳堂画廊 兵庫
2020年12月 「fの冒険-7人のアーティストによる平面表現の魅力-」 あまらぶアートラボ A-Lab 兵庫
2020年12月 「⼥性と線」 現代美術 ⾋居 ⾋居アネックス 京都
2020年12月 「コロナvsアマビエ展 〜Eternal story〜」 髪が綺麗になるサロンMOCT 兵庫
2020年11月 Young Creators Award 2020 MI GALLERY 大阪
2020年10月 「コロナ vs アマビエ 展 ENISHI」 home rooms 姫路
2020年10月 「コロナ vs アマビエ 展 Branching」 惣菜バルみつ葉 大阪
2020年9月 六甲ミーツ・アート芸術散歩2020(CAPのメンバーとして) 旧スカイヴィラ迎賓館 兵庫
2020年8月 「COLORS」 神戸元町歩歩琳堂画廊 兵庫
2020年8月 「コロナ vs アマビエ 展 one breath」 岡本コミンカ 兵庫
2020年7月 「コロナ vs アマビエ展 suddenly」 MI GALLERY 大阪
2020年7月 「コロナ vs アマビエ展 endless」 阪急本店スーク 大阪
2020年6月 「コロナ vs アマビエ展 復活!」 神戸北野美術館 兵庫
2020年3月 「。」展 ART SPACE AZITO.跡地ひさや商店 兵庫
2020年3月 「バインド!」 open studio KOBE STUDIO Y3 兵庫
2020年2月 「+FUSION」 原田の森ギャラリー 兵庫
2019年10月 下町芸術祭2019 駒ヶ林 兵庫
2019年9月 六甲ミーツ・アート芸術散歩2019 六甲オルゴールミュージアム 兵庫
2019年9月 MAGURE凱旋展 Gallery8 兵庫
2019年8月 PAM凱旋展 Gallery8 兵庫
2019年7月 「AQUA」 pavart rome ローマ
2019年7月 MAGURE in MAAM Museo dell’altro e dall’altrove di Metropoliz ローマ
2019年7月 「La nascita di PAM」 MACRO ASLO ローマ
2019年6月 「変展」 苺屋 兵庫
2019年6月 ART SPACE AZITO.8周年記念展 サコダアートギャラリー 兵庫
2019年5月 ポストカード展 KOBE STUDIO Y3 兵庫
2019年4月 「CONTEMPORARY ART EXHIBITION LOVE/ART/AU」 ダイビル本館・Dallmayr Cafe  大阪
2019年4月 CAPサロン・展示 KOBE STUIDO Y3 別館
2019年3月 「CAP NOW」 / open studio KOBE STUDIO Y3 兵庫
2019年2月 「Yamane Art Marche」 サコダアートギャラリー 兵庫
2019年2月 第22回岡本太郎現代芸術賞展 川崎市岡本太郎美術館 神奈川
2018年9月 第47回現代芸術国際AU展 原田の森ギャラリー 兵庫
2018年8月 ONE PIECE CLUB「はじめてかもしれない」 TEZUKAYAMA GALLERY 大阪
2018年2月 てきとうサーカス 「HIGH VOLCANO」ART SPACE AZITO. 兵庫
2017年2月 「抽象絵画展」 ART SPACE AZITO.  兵庫
2015年3月 神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科選抜展「PLATEAU」 グランフロント大阪CURIOCITYサテライトオフィス 大阪
2014年6月 「国際映像コンペティション取手2014」 上映場所:JR取手駅東西連絡通路 東京
2014年3月 神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科選抜展「PLATEAU」 青山スパイラル 東京
2013年11月 マチトソラ芸術祭 三好市 徳島
2013年6月 「風景の夢」 アートホール神戸 兵庫
2012年2月 修了展「カオス」 兵庫県立美術館 兵庫
2011年6月 2人展「國久真有、小越将吾2人展」神戸アートビレッジセンター 兵庫
2010年11月 「Artcompe X 10」 The Artcomplex Center of Tokyo 2F ACT1、ACT5 東京
2010年2月 卒展「カオス」 『あーく』出展 原田の森ギャラリー 兵庫
2009年9月 「HUNDRED」 CAP STUDIO Y3 兵庫
2009年6月 2人展「らいよんもくもく、ま!」 神戸芸術工科大学ビジュアル棟ギャラリー 兵庫
2008年10月 「水面下のオートクチュール」 神戸芸術工科大学ビジュアル棟ギャラリーと学内コロネード 兵庫
2007年10月 「temporary home」 temporary home カッセル ドイツ
2007年10月 「doccumenta」 カッセルの公園 ドイツ
2007年10月 「セレンディップコンペティション」 神戸芸術工科大学セレンディップギャラリー 兵庫

[出版]
2016年 神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科選抜集「紙手水本 2」ISBN:978-4-88008-460-2 C0070
2020年 ビジュアルデザイン1. 左右社 ISBN:978-4-86528-254-2
2023 年 「國久真有―絵画を生きる 現代絵画・線と光をめぐる身体の冒険」 西脇市岡之山美術館

[その他]
2024年8月10.11日 今日の夕陽を振り返る会 ハードコア夕陽会 川崎市岡本太郎美術館 神奈川
2024年2月23.24.25日 今日の夕陽を振り返る会 ハードコア夕陽会 クリエイティブセンター大阪 大阪
2023年9月30日(土) 音+画のバンドプロジェクト ハワイ+see lettece 森ゆれる 2023  新潟県ゆうぎオートキャンプ 新潟・柏崎
https://moriyureru.com
2023年9月30日(土) 講座 文学講座「身体から生まれる円というかたち」 徳島県立文学書道館  徳島
http://bungakushodo.blogspot.com/2023/05/blog-post.html?m=
2022年6月 アートジャムセッション ハードコア夕陽会 SAN 裏庭  新潟
2022年6月 ARTGOESON Session 3  ライブペインティング シーサイドスタジオCASO 大阪
2022年3月 アートジャムセッション「ハードコア夕陽会 collaboration in 高久柊馬作品展示『風に運ばれる水』」 新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)  新潟
2021年12月〜毎月定期開催 "即興演奏団体"ハードコア夕陽会「今日の夕陽を振り返る会」 SAN  新潟
2021年11月 アートジャムセッション「今日の夕陽を振り返る会-秋-」 新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)  新潟
2021年8月 「on the Coast」 VJ エディターズカフェ 新潟
2021年8月 「今日の夕陽を振り返る会-FINAL-」 新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)  新潟
2021年7月 Street Table Sannnomiya 1日展示 兵庫
2020年11月 神戸文化祭2020 オープンスタジオ 兵庫
2020年11月 「St. Regis ART Session ~Mayu Kunihisa Live Painting × JAZZ~」
  作品展示 ライブペインティング セントレジス大阪 大阪
2020年11月 ひょうごアーティスト動画配信事業「がんばろうひょうご!つながろうアート!」 「REVOLUTION, REVOLUTION, REVOLUTION」 公益財団法人兵庫県芸術文化協会YouTubeチャンネル 兵庫
2019年11月 神戸文化祭2019 オープンスタジオ 六甲山/駒ヶ林 兵庫
2019年10月 アートマーケット 2日間公開制作ゲスト 鹿児島
2019年4月 北野坂インフォラータ ライブペインティング 兵庫
2019年4月 映画『クライングフリーセックス』アフタートークゲスト 4月24日十三シアターセブン 19:20~上映回
2018年5月 「Art & Breakfast Day」 KOBE STUDIO Y3  兵庫
2018年3月17日 「JOEさんへのオマージュ 100歳のお誕生会」 KOBE STUDIO Y3 405 兵庫
2013年10月 三好市芸術祭 徳島
2008年1月 「ただいまゆの会」 神戸芸術工科大学図書館前 神戸芸術工科大学 兵庫

[受賞歴]
2023年 令和4年度咲くやこの花賞 美術部門
2020年 Young Creators Award 2020 グランプリ
2020年 ubisum by ubies Asian Review Tourament Benny Au 賞
2019年 第22回岡本太郎現代芸術賞 特別賞
2018年 第47回現代芸術国際AU展 TIVOLI Award
2017年 UNKNOWN ASIA 審査員松尾良一賞、レビュアー中島麦賞、レビュアー三村康仁賞
2017年 KOBE ART MARCHE Artist Meets Gallery 入選
2014年 国際映像コンペティション取手2014 入選
2010年 神戸芸術工科大学卒展「カオス」 奨励賞
2007年 神戸芸術工科大学セレンディップコンペティション グランプリ

[パブリックコレクション]
Museo dell’altro e dall’altrove di Metropoliz ローマ
東大阪市立永和図書館 大阪